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トリニダード・トバゴ
Republic of Trinidad & Tobago

有名な冒険小説『ロビンソン・クルーソー』の舞台となった島、それがトリニダード・トバゴである。
 南アメリカ大陸にあるべネズエーラの対岸に位置し、トリニダード島とトバゴ島の2つの島から成るこの国は、千葉県とほぼ同じ広さを持つ。

 1498年にコロンブスの3回目の航海で両島は西洋に紹介された。当初はスペインが統治していたが、トリニダード島はオランダ、イギリス、フランスに統治され、1802年にイギリスの統治が確定した。一方、トバゴ島はオランダ、イギリスが統治した後、1814年にイギリス統治が確定した。両島が併合されたのは1888年の事である。
 スペイン統治時代から砂糖黍、コーヒー、煙草、ココアの生産が始まり、早くからアフリカ人奴隷を受入れた。1833年に奴隷制は廃止されたが、新たな労働力としてインド人が入植した。この事からアフリカ系43%、インド系37%、白人2%、中国系17%からなる現在の住民構成比率が誕生した。
 さらに19世紀に大規模な油田が発見され、経済・産業の中心は農業から工業へと移行した。
 1962年にイギリス連邦国の一員として独立を果たした。

 またこの国で毎年2月に行なわれるカーニヴァルは、ブラジルのリオのカーニヴァルと並び称される程の規模と人気を誇っている事で有名である。さらにカーニヴァルには欠かせないドラム缶から作った民族楽器スティール・ドラムは、金属とは思えないまろやかな音色を醸し出す事から、世界的な人気が高い。



国勢

首都 ポート・オブ・スペイン
面積 5,128平方キロメートル
(トリニダード島:4,827平方キロメートル、
トバゴ島:301平方キロメートル)
人口 約110万4000人
言語 英語(公用語)、ヒンドゥー語
宗教 キリスト教(カトリック)34%、英国国教会15%、
ヒンドゥー教25%、イスラム教6%
通貨 トリニダード・トバゴ・ドル(USA$ 1.oo=約TT$6.26)
特産品 砂糖黍、バナナ、コーヒー、カカオ、スティール・ドラム
日本からのアクセス 日本→ニューヨークもしくはマイアミ→トリニダード・トバゴ
日本→ヴァンクーヴァー→トリニダード・トバゴ
日本→イギリス→トリニダード・トバゴ



観光案内・世界遺産

★ カーニヴァル
 ブラジルのリオと並ぶ世界最大のカーニヴァルに数え上げられる程の規模と人気を誇る。カーニヴァルのパレードに出演する山車や人見物する観衆の数は想像を絶するほど大きな規模を誇る。またクイーンズ・パーク・サヴァンナで開催されるコンテストに参加するスティール・バンド・チームは数え切れない程のスティール・ドラムによる構成のオーケストラとなっている事から、サウンドとカリプソの溌剌としたビートと相俟って観る者を圧倒する。

★ ビーチ・リゾート
☆ タートル・ビーチ
 トバゴ島にある広大なビーチ。毎年3月から8月にかけて亀が産卵に訪れる事からこの名前が付いた。それだけに海も砂浜も美しく、心ゆくまでビーチ・リゾートが満喫できる。また亀の産卵を地元の住民の案内で見学できる場合もある。

★ クイーンズ・パーク・サヴァンナ
 ポート・オブ・スペイン市内に残された植民地時代の広大な砂糖黍農園を、現在、公園として整備し一般に開放している。公園内には、大統領官邸、競馬場、動物園、植物園、サッカー場、クリケット場がある。またカーニヴァルの時は、メイン会場として使われる。

★ マグニフィセント・セヴン
 イギリス植民地時代の1904年から1910年にかけて建てられた歴史的建築物が並ぶ一画。ムーア様式、ネオ・ロマネスク様式、ビクトリア様式等多彩な建築様式が楽しめる。

★ カロニー鳥類保護区
 ポート・オブ・スペイン郊外にある鳥類保護区。マングローブの森の中をボートに乗ってのバード・ウォッチングは人気が高い。

★ ロビンソン・クルーソー洞窟
 トバゴ島にある『ロビンソン・クルーソー』の名が付けられた洞窟。


著名人

★ V・S・ナイポール(ノーベル文学賞受賞作家)
  代表作:『ミゲル・ストリート』(岩波書店 2,200円+消費税)



音楽

カリブ海を代表する音楽の一つにカリプソがあるが、元々はトリニダ−ド・トバゴから生まれた黒人音楽である。アフリカ伝来の風刺のきいたユーモラスな歌詞を4分の2拍子に乗せて歌われるもので、カーニヴァルの時には歌詞のおもしろさを競うコンテストも開かれる。
 また1970年代前後からダンス音楽として面を強調したソカ(ソウル・カリプソ)や、インド系住民によるヒンドゥー語とインド系の音楽的要素を組み合わせたインディアン・ソカも人気を集めている。
 またドラム缶を使ったスティール・ドラムもこの国が生み出した有名な民族楽器として知られている。
 さらにスペイン領だった名残から、プエルトリコのヒバロ音楽と共通する牧歌的な民謡も未だに歌い継がれている。

★ 『Calypso』
(輸入盤 GECH−8172)

★ 『Kevin Lyttle』
(ワーナー・ミュージック WPCR−11843 2,520円消費税込み)

★ 『Esso Trinidad Steel Band』
(ワーナー・ミュージック WPCR−2325 2,100円消費税込み)


映画

★ 『カリプソ天国』(監督:カヴェリー・トウッタ)
(Commodo RecordsよりDVD化 CMD-001 3,800円消費税込み)





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